こんにちは、しょうです。
いつもありがとうございます!
僕は、20代前半までスポーツしかやって来なくて、
動くこと好きでした。
その中でも、身体を鍛えるという意味でも、
筋トレは多くやってきた1つもあります。
なので、暇さえあえば、ジムに行く日々でした。
なぜ、筋トレが好きか?
それは、カッコイイからです。笑
ムキムキな身体をした男性ってカッコいい!って、
当時の僕は思っていました。
「身体を大きくしよう!!」
ということで、当時は、
がんがんジムに通っていましたし、
食事やサプリなども摂っていました。
そこから、公務員からビジネスの世界に移って、
「筋肉」から「お金」を求めることに。
僕の中での優先順位が、「筋肉」よりも「お金」になったのです。
人は、そうやって何が優先が高いかということが、
環境によって変わってきます。
・お金
・筋肉
・楽
・自由
・人間関係
・お酒
・子育て
・勉強
そうやって、行動の基準が変わってくるのです。
以前の僕は、筋肉だったので、
筋肉のための行動をしていました。
・筋肉のための食事
・筋肉のための睡眠
・筋肉のための筋トレ(健康のため、ダイエットのため、ではなく)
みたいな感じです。
僕の、この筋肉を大きくしようとする価値観を
「西洋思想」と言うらしいです。
西洋(ヨーロッパ)と東洋(アジア)の思想があり、
西洋思想の特徴が、
”表面(目に見えるモノ)”。
「筋肉が大きい方がカッコいいよね!!」
「お金がたくさんあった方がカッコいいよね!!」
「見た目が良い方がカッコいいよね!!」
「自信満々の方がカッコいいよね!!」
「数字が高い方がカッコいいよね!!」
というものです。
「自分が上!相手が下!」
「自分のほうが優れている!!」
「階級が高い方がえらい!!」
というピラミッド構造が西洋思想。
逆に、東洋思想というのは、
”中身(目に見えないモノ)”。
「見た目よりも、性格(精神性)が良い方が良いよね!!」
「筋肉よりも、関節の方が大事だよね!!」
「上下関係ではなくて、調和が大事だよね!!」
「自信があるよりも、体内のエネルギーがある方が大事だよね!!」
「数字よりも、過程の方が大事だよね!!」
というものです。
”陰陽の法則”があるように、
西洋思想と東洋思想は、まったくの真逆であり、
コインの裏と表の関係になります。
相反するもの。
日本では、鎖国前までは、武士道精神ということで、
”東洋思想”のような精神性を大事にしていたそうです。
そこから、明治維新から開国し始めて、西洋の文化を取り入れて、
西洋思想が日本に入ってきた。
さらに、アメリカに戦争に負けた日本は、
GHQの「ウォー・ギフト・インフォメーション・プログラム」という施策から、
完全に日本から武士道精神が無くなったのです。
アメリカからしたら、日本の精神性が邪魔でした。
武士道精神とは、死ぬことを恐れない。
「自分は日本のためであれば、命すらも惜しまない」
そんな考え方だったのです。
「今日死ぬかもしれない」
「今日死んでも悔いの残らないようにしよう」
そんな意識で、毎日を過ごしていて、
誰かと比較することなく、自分の内面と向き合って、
弱い自分を打ち消すために、修行をしていたそうです。
日本人というのは、元々、精神性が高い種族でした。
その精神があったから、縄文時代では、
1万年もの間、戦争は一切なかったそうです。
精神性が高いから、
誰かと比較することなく、
誰かと争うことをせず、
「自分だけ」という気持ちがなかった。
だから、戦争を起こすなんてことなく、
1万年もの間、平和に暮らしていたそうです。
でも、そんな日本の精神性も、
開国によって、他国の価値観を取り入れた結果、
ピラミッド思想という上下意識が生まれ、
他人と比較して、
誰かを恨み、
自分の特別意識が起き、
優越感や劣等感、執着などの人間の欲が刺激され、
「自分さえ良ければ!」
という、価値観に変わっていきました。
だから、
「筋肉が大きければいいよね!!」
「お金や学歴、階級(数字や地位)が高いほうが偉いよね!!」
「高級車や高級時計、ブランド服を身に付けていたほうが信頼されるよね!!」
「中身(性格)よりも、見た目が良ければ関係ないようね!!」
「フォロワー数が多い方が偉いよね!!」
というのが、優先順位が高くなりました。
常に、数字の上を目指す。
数字がすべてである。
その他は関係ない。
この西洋思想が、日本に根付いてしまったそうです。
だから、”目に見えないモノ”よりも、”目に見えるモノ”のほうが信じる。
これは、”西洋医学”と”東洋医学”の考えにも通じるそうです。
西洋医学は、
腹を切って、胃や腸、肝臓などを直接治療する。
部分です。
対して、東洋思想は、
エネルギーやチャクラなどを使って治す。
全体です。
西洋医学と東洋医学では、
”部分”と”全体”という相反する対局する考えがあるそうです。
つまり、西洋と東洋では、考えがまったく真逆になります。
その他では、
・中華と洋食
・コーヒーとお茶
・騎士道と武士道
なんかも、そうです。
この2つの大きな特徴として、
・西洋は、部分でより具体的なこと。(目に見えるモノ)
・東洋は、全体でより抽象的なこと。(目に見えないモノ)
医学でも、思想は同じです。
「じゃ、どっちがいいのか?」
というと、どっちも正しいんです。
数字や見た目などの「目に見えるモノ」も大事だし、
性格(精神性)やエネルギーなどの「目に見えないモノ」も大事。
でも、それらを次元上昇させて、組み合わせていく。
お互いの良い部分を抽出していき、
悪い部分はお互いで補っていく。
「自分の得意なことを活かして、苦手なことは任せる」
みたいな”チーム”と同じ考えだなと思います。
それぞれで得意なことも、苦手なことも違くて、
でも、それぞれで上手く統合させて、
1つのチームが完成する。
例えば、野球であれば、
・投げるのが得意な人
・捕るのが得意な人
・ゴロが得意な人
・長打が得意な人
・バントが得意な人
1人では成立できないことも、
それぞれで組み合わせていけば、
1つのチームになり、大きな生命体となるのです。
これは、アイディアも同じです。
アイディアって、まったく新しい発想なんてなくて、
何かと何かを組み合わせたモノが
アイディアとなるのです。
例えば、
”電話”と”電子”で、スマホになったし、
”自動”と”移動”で、クルマになったし、
”情報”と”紙”で、本になった。
そんな感じで、組み合わせたものが、
アイディアだし、形となっていることが多いです。
だから、西洋と東洋も、
組み合わせる考えが大事だなと思います。
物事には、必ず良い部分も悪い部分もあるわけで、
「良い部分(メリット)しかない!!」
「悪い部分(デメリット)しかない!!」
ということはないんです。
見方によっては、メリットにもなるし、
デメリットにもなります。
例えば、
「会社員」だって、見方によっては、メリットになるし、デメリットにもなるし、
「起業」も、見方によっては、メリットになるし、デメリットにもなる。
「アート」と「ビジネス」でも同じだし、
「スポーツ(運動)」と「カルチャー(文化)」で同じです。
片方だけに偏った考えはいけないと思っています。
現実的なことも大事だし、精神的なことも大事。
逆に、片方だけに偏り過ぎると、
オウム真理教みたいになるし、
数字だけを信用する人間性のない人間になるし、
右翼や左翼なんかもそうです。
だから、思考領域を広げて、抽象化させていく。
この考えを
”メタレベル”や”アナロジー思考”
と言います。
相反するモノを次元上昇させて統合させていく。

道を極めた者が
行きつく場所は同じ
引用:鬼滅の刃
この世は、抽象度を上げていけば、すべて同じ。
すべて同じ道に繋がる。
学問も同じです。
僕もまだまだなので、鍛えていきたいなと思いました。
では!!
