タイでは、5日間過ごしました。
1日目:空港→夜行バスでバンコクからチェンマイという街に移動
(夜行バスが思っていた以上に豪華で驚いた)
2日目:チェンマイで可愛い女性から大量にお酒を飲まされてゲイバーへ
(このまま生きて帰れるか不安だった)
3日目:人生初めての夜行列車でバンコクへ
(日本に1台しかないらしい)
4日目:道を歩いていたらゲイから大量の水を掛けられて全身ビチョ濡れに
(タイの水掛け祭の最中らしい)
5日目:二日酔いのまま空港へ
(行き方が分からずに途方にくれていた)
初めて知ったのですが、タイではLGBTが世界で一番の割合を占めているとのことです。
バンコクで道を歩くと、いきなりハグをされて、僕の大事なところをギューと掴んできます。
日本では完全に犯罪である。
でも、ゲイとは分からないほどの完成度。
ついで、「お前も私達の仲間になれよ」と僕の大事なところをめっちゃ触られながら言われました。
なかなかの強烈。
そんなタイ旅行でした。
それではスタート。

1日目:ベトナムの空港からタイの空港に移動
1日目は、ベトナムの空港からタイの空港に移動。
スワンナプーム国際空港は、2006年に出来たばかりの空港でとにかく規模がデカイ。
前職時代に半年ほど成田国際空港で働いたことがあるので、どれくらいの規模なのかを知っていますが、
それと比較してもスワンナプーム国際空港の規模が大きいと感じました。
ちなみに、スワンナプームとは「成田」みたいな地名ではなく、「黄金の土地」という意味を込めたものらしい。
かっちょい。
タイでは、ずっと不安定な情勢らしく、ずっと反政府デモが続いているみたいな。
そんな不安定な状況から打開しようという意味も込められているとのことです。

そんなわけで、空港の規模もデッカイ。
方向音痴の僕はすぐに迷子になるほど。
そこから、首都のバンコクに向かって、夜行バスで8時間掛けてチェンマイという街へ。
これで1日目は終了。
2日目:チェンマイで可愛い女性から大量にお酒を飲まされてゲイバーへ
正直、夜行バスを舐めていましたが意外とカイテキ。
めちゃ狭くてギュギュッな車内を覚悟していましたが、全然違いました。
足は伸ばせるし広い。
夜食もあって、食べ終わったらすぐに夢の中へ。
この期待していた以上のものがくると感動しますよね。
商品やサービスを受ける時も一緒。
あ〜ここにお金を払ってよかったな〜。と満足するわけです。
朝になると、チェンマイに到着していました。

そこから単独行動へ。
英語が話せない、スマホは借りモノ、電話は使えない、日本から借りたWi-Fiルーターは1日600MBだけ。という制限がかかった状態。
さらに、チェンマイは交通手段もほぼない。
まさに、僕が住んでいる山形と同じです。(ディスっているわけではない)
調べてみると、バイクをレンタルして観光するのがベストらしい。
でも、そもそも英語が読めないのに、安全に運転できる自信がない、、、
ということで、徒歩かタクシーみたいな乗り物を使って移動することにしました。
しかも、タイでは真夏の38度。
めちゃ暑い。背中から汗がダラダラと流れていく。
これはやばい…ここは涼しい場所に行きたい。ということでカフェに。
色々あって、6時に出発して着いたのが10時過ぎぐらい。
本当に方向音痴なんです。
でも、無事にたどり着いてよかった。
そこから19時ぐらいまでカフェで作業。
パソコンとWi-Fiとコーヒーがあれば、どこでもできる。
ついでに、海外からでもZoomが普通にできました。
まさに、どこでも仕事ができる状態です。
一時期、ノマドワーカーって、流行っていた時期あるじゃないですか?
働く場所に縛られない働き方を指すらしいです。
当時、公務員だった東海林は、それを聞いて、
「そんなことできるわけないでしょ。てか、めっちゃ怪しい。きっと、悪いことをしているに違いない」
と嫌悪感を抱いていました。
基本的に、知らないことって、怪しいと感じるんですよね。
なのに、調べてみようともしない。
これではアカンです。
それが、いまでは逆の立場に。
文章を書くので、Wi-Fiの強度も関係なしに。
改めて、インターネットってすげー。と感じました。

その後は、ナイトバザールという屋台がある場所に移動。
適当なお店に入って料理とビールを注文。
すると、可愛い店員さんから「ビールもう一杯どうですか?」という感じで笑顔で迫ってくる。
ん〜〜〜、、、、はい!!!という流れを5回ぐらい繰り返して、どんどんビールが身体に流れていく。
疲れもあり、すぐに酔いが。
この酔った勢いで、
「ここら辺で良い観光場所ないですか?」
というニュアンスでその店員さんに聞いてみると、
「この近くにゲイバーがあるから、そこが良いと思う」
みたいな感じで答えてくれました。
英語を聞き取ることも、話すこともできないので、感覚で理解するというハードスキルを身に付けました。
これは海外では意外と使える。
たまに、全然違う意味を捉えると大爆笑されますが。
海外では、不思議と羞恥心が無くなります。
変なプライドも無くなります。
なので、嫌われても関係ねー!と、変な英語で
「何言っているんだこいつ」みたいな感じで怪訝な顔をされても、
どんどん人に聞きまくりました。
今回、紹介されたゲイバーも同じような感じです。
紹介してくれたゲイバーにたどり着くと、見た感じクッッッッッッソ怪しい店に。
正直、チェンマイという街は山形みたいな田舎な感じです。
しかし、ここだけが東京なのです。

クラブのようにめっちゃギラギラしていて、爆音が店の中で鳴り響いている。
これヤバそうだな、、、入ろうかな〜、やっぱ帰ろうかな、、、
と一瞬迷っていましたが、「あの可愛い店員さんを信じて行こう!」と店の中に入ることに。
店の中には、色んな外国人がいて、めっちゃ音楽が鳴り響いていて、めっちゃギラギラしている。
店員から「何人ですか?」みたいな感じで聞かれたので、「1人」と伝えると、僕と同じように1人で来ている人と相席に。
その人は、中国人ですぐに仲良くなりました。
当然、中国語が分からないので、Google翻訳を使ってテキストで会話をすることに。
これでもちゃんと会話ができるのである。
本当に便利だな〜、と関心。
この中国人は、
・23歳
・上海にある大学の院生
・宇宙の研究をしている
・タイの水かけ祭りを目的で1人で来ている
と言っていました。
見た感じ僕とは、まったく違う生き物である。
・中国人は日本のアニメを見て育ってきた
・犬夜叉、コナン、ポケモン、ドラゴンボールが好き
・最近まで北海道にいた
・宇宙の研究をやっている
・これから宇宙は人類を大きく発展させていく大事な分野
・宇宙を研究してくれる大学や中国を誇りに感じている
・宇宙の分野について中国とアメリカで競っている
・中国では大学に入ると3年間は中国から出られない
という話をしてくれました。
僕は、へ〜なるほどね〜!と答えながら、
「この人やべー、、、俺とは全然違う、、頭が良すぎる」と
なぜか知りませんが、背中に汗をかいていました。
店の中はガンガンエアコンがかかっているはずなのに。
そんなこんなで、急に店が暗くなって、ゲイによるショーが始まりました。
とは、言ってもアメリカで有名な歌手のモノマネショーです。
でも、それがめっちゃすごかった。
↓ 動画です。めっちゃ盛り上がっていて、完成度も高かったです。
一瞬で盛り上がって、会場が一つになる。
そこに、国籍なんて関係ありません。
「この瞬間を楽しむんやー」というような感じで、
「エンターテイメントには、世界を1つにする力がある」と、ジントニックを片手に涙がポロポロと落ちてきました。
(なぜか中国人は僕の姿を見て笑っていました)
最初は、「ここ怪しそう、、」と警戒をしていましたが、怯えながらも一歩前に踏み込んでよかった。
今までも「怪しそう」と感じた場面はいくらでもありました。
3年前なんて今は普通になった「脱毛とか怪しい」と感じていましたし、
公務員で働いていた時なんて、「ビジネスとか経営者とかめっちゃ怪しい」と感じていましたし、
YouTube動画編集をしていた時なんて、「文章なんてめっちゃ怪しい」と感じていましたし、
「ビジネスセミナーなんてクッソ怪しい」とも感じていました。
でも、そんな怪しいと感じながらも、ちっぽけな勇気を振り絞って、一歩踏み込んでよかったと思います。
もちろん、今回のゲイバーも同じです。
こういう怪しいと感じることにも、変な偏見を持たずに「実際にやってみる」ことが大事だなーと感じたことでした。
ということで、最後に仲良くなった中国人と熱いハグを交わして、タイの2日目が終わりました。

3日目:人生初めての夜行列車でバンコクへ
3日目は、タイの郷土料理を食べ歩くことにしました。
カオソーイというラーメンみたいな食べ物が有名らしいです。
このカオソーイというのは、
スパイスを効かせたココナッツミルクをベースのカレースープに中太の中華麺を合わせた麺料理。(らしい)
【引用元:Google】
この日も、めっちゃ暑い日だったので、なるべく歩きたくありません。
さらに、着替えも残り少ない。
しかし、運良くもなかなかタクシーが捕まらずに歩くことに。
GoogleMAPを見ると、目的地まで2km。
「ま〜しゃない」と開き直り、歩いて向かうことにしました。
しかし、チェンマイという街は、歩いている人が全然いません。
ほとんど、バイクや車を使って、移動しています。
そういえば、ベトナムの国に行ったときもバイクの量がエゲツなかったです。
その時は、タクシーを捕まえて、運転者と仲良くなりました。

ベトナムという国は、
・公共機関が発展していないのでバイクを使う人が多い
・バイクはほとんどがホンダ(世界のホンダ)
・だから、ベトナムの人は日本人が好き
・ベトナム人は、日本の映画をよく見る
・共産主義のため、なかなか賃金が上がらない
・僕も旅行に行きたいのですが、お金がなくてベトナムから出たことがない
・家族が4人いるから、お金を貯めて旅行に行きたい
・お金を稼ぐために家族とは別々で暮らしている
という話をしてくれた。
その時は、スマホがなくなって、ベトナムでiPhoneを買おうとしてAppleStoreに向かう予定でした。
それを運転者に伝えると、
「俺はiPhone15Proを持っているぜ!ドヤッ」
という感じでスマホを見せてくれました。
ベトナムは日本と比べて物価が安いから、iPhoneも安いだろうな〜と思いながら、
ベトナムのAppleStoreに着くと、iPhoneがクッッソ高い。
日本の3〜4万円くらい高い。
「え!?こんなに高いの?ベトナムで買う人どこにいるん?」
と驚いたので、思わず店員に聞いてみたら、
「新品を買う人はほとんどいません」
と言っていて、そりゃ、そうだよな〜と思っていたことでした。
そういえば、
「あのタクシーの運転者、iPhone15Proなんて買わないで旅行に行けばいいのにな〜」
と思っていました。

以前、テレビを見ていたら、女優の石田ゆり子さんが、
「お金って紙だから、経験に換えていきたい」
と言っていました。
その言葉が印象的で、今でも心に残っています。
だから、僕は、「物」というよりも
・知識
・経験
といことに使いたいなーと思っています。
特に、経験はすごく感じていて、「今」しかできないことってたくさんあります。
例えば、いま僕が結婚して子供ができていたら、おそらく、タイやインド、ベトナムに行くなんてことができなかったと思います。
他にも、体力。
いま28歳ですが、明らかに20代前半と比べて体力が減っています。
これが30代、40代、50代になったらと考えると、無理できる年齢も今しかできないと感じます。
あとは、会社への転職も20代後半ならまだいけます。
公務員だって、まだ受けることができます。
だからこそ、失敗してもまだ戻ることができる年齢になります。
先日、東京で起業している20代前半の女性と話したのですが、
女性は特に年齢についてかなり真剣に考えているそうです。
「どうせ30代になったら結婚している。だから、自由にできる20代にたくさん経験したい」と言っています。
女性にとっての20代と30代は、かなり違うとのことで20代の今は、貯金をしないで経験にお金を使いまくっているそうです。
実際、この女性は
・世界一周
・起業
・ヘリコプター
・プライベートジェット
・高級店
・ブランド
と、とにかく経験しまくっていました。
この女性から出る話の規模が半端ないわけです。
そして、経験豊かだからこそ、話に深みがある。
そういう話を聞くと「あれ?おれの経験しょぼくね?てか、この女性のように挑戦してる?」となりました。
人が亡くなる時に、一番後悔することは、
「やらなかった後悔」
らしいです。
たしかに、
「行動して後悔している」というよりも
「行動しておけばよかった」という後悔のほうがデカいです。

いつかやろうと思っていても、結局やらないんです。
だから、「これをやってみたいなー」と感じたら、すぐにやるようにしています。
後悔をしたくないので。
だから、お金の使い方や時間の危機感を考えないとな〜、と思いながら、タイのチェンマイの街をトコトコと歩いていました。
汗だくになりながら、目的のカオソーイがあるお店に。
ん〜美味い。
後味に少し癖があるのですが、食べやすく、すぐに完食。
タイの料理は基本的に辛いです。
これは、インドやベトナムでも同様でした。
辛いのが苦手でしたが、何度も食べていくうちに耐久が付いてきました。
苦手と感じることも、何度も繰り返すことで克服できるんだな〜と感じる経験でした。
以前は、話すことが苦手でしたが、友人や知人に協力して練習をしていったら、慣れていきました。

その勢いでセミナーも開催したぐらいですから。笑
この近くにもう一軒あったので、その店に向かって、もう一杯カオソーイを食べました。
美味しかった。(二回目)
この日は、夕方から寝台列車に乗って、バンコクに向かう予定でしたので、
早々に歩いて駅に向かうことに。
すると、途中にコインランドリーがあったので、「ラッキー!」ということで、
今まで汗で匂いが強烈になっていた着替えを「おりゃー」と洗濯機にぶち込みました。
タイのコインランドリーでは、管理人みたいな人が常にいて、その人に頼むと無料で洗濯機から乾燥機に移してくれて、服も畳んでくれます。
コインランドリーの使い方の説明がタイ語で、
「どうやって使えばいいんだ,,,」
と困っていると、日本語で優しく説明してくれて、とても助かりました。
日本語が通じることがこんなに感動するなんて、思いもよらなかったです。
このコインランドリーで、1時間半ほど過ごし、洗いたてホヤホヤの服に着替えて、駅に向かいました。

チェンマイ駅に着くと、デッカイ像が。
タイでは、像のことを
王と守り先頭を切って戦う勇気と誇りの象徴
とされているそうな。
日本の戦国時代では、馬に乗って戦っていますが、タイでは像に乗って戦っていたそうです。
こんな感じで、海外に行ってみると、日本とタイの違いが多くあります。
例えば、
・トイレに行くときは料金がかかる
・電車で水を飲んではいけない
・トイレにトイレットペーパーを流してはいけない
・チップを渡す
・水は必ずペットボトルから
・電車に乗る時は持ち物検査がある
などです。
こうやって、「自分の中では当たり前のことが実は違う」ということを経験すると、
「今までの常識・価値観ってなに?」と考えさせられるキッカケになります。
よく世界一周をすると自分がやりたいことが見つかると聞きますが、
それは、嫌でも考えさせられるキッカケを作って、自然と自問自答を繰り返すからなのかなーと感じました。
今回1人で行動をしていると、特にそういう場面がたくさんありました。
ということで、人生初めての夜台列車。
日本では、1台しかないらしいです。
(サンライト瀬戸・出雲列車)

1日中歩き回ったこともあり、すぐに夢の中へ。
3日が終了。
快適な旅でした。
4日目:道を歩いていたらゲイから大量の水を掛けられて全身ビチョ濡れに
4日目は、タイの首都、バンコクへ。
バンコクには午前7時に着いて、そこからタイマッサージを受けに行きました。
そこから、列車・水上バスに乗って、でっかいデパートに。
日本でいう高島屋だそうです。
1階には屋台があって、韓国料理や日本料理も並んでいました。
方向音痴の僕は、迷いまくった結果、2時間ほどここに。
その後は、ホテルに向かうために、バイクで向かうことにしました。
タイでは、バイクタクシーと呼ばれている乗り物があります。
ヘルメットは被らないで良いらしいので、最初は少し怖いですが、慣れてくると気持ち良い。
運転もかなり上手くて、渋滞をスイスイ通り抜けます。
(少し怖いですが。笑)
バイクの機動力をフル活用している。
ホテルに無事着いて、よく分からない英語で説明されるも「オッケー!!」と笑顔で応えて、チェックイン完了。
その後は、知り合いの友人がやっているお店にトゥクトゥクで移動。
このトゥクトゥクの運転者であるおじさんなのですが、道が全然分からずに、なぜか僕がGoogleMAPを見ながら目的地を案内。
「ここを右!」
「左!!」
「そのまままっすぐ!!!」
「あ〜通り過ぎてる!戻れ〜!!」
なんで俺が道案内しているんだ?、てか、この人、俺よりも方向音痴だぞ⁉
と最初はイライラしてきましたが、なぜか可笑しくなって、徐々に楽しくなりました。笑
予定よりも30分ほど遅れて、なんとか到着。
最後に「グッバイ!!」と手を振ると、真顔で頷いていて、「相変わらず無愛想な人」と可愛かった。笑
店で店員と30分ほど雑談して、夜の街へ移動することに。
ナナプラザという場所で、バーや居酒屋が盛んで活気に満ち溢れている、と地球の歩き方という本に書いてありました。

ここには、バイクで移動。
徐々に、ギラギラした店が見えてきて、街中でガンガン音楽が鳴り響いていました。
すると、急に歩道側から水を掛けられました。
「なんだ?」と驚くと、水鉄砲を持っている人たちが大量に。
そういえば、2日目にゲイバーで仲良くなった中国人が「いまタイでは水かけ祭りをやっている」と言っていたな〜と思い出した。
とはいっても、水を掛ける量が半端ではないです。
もはや水鉄砲ではなくバケツで、どしゃ〜っと、大量の水を次々と掛けられて、すぐにビチョ濡れに。
「あ〜、これからご飯を食べるのに、、、」と少しガッカリしましたが、「まぁ、いいっか」と開き直りました。
不思議と海外にいると、細かいことが気にならなくなります。
外国の人は、大胆というか、ちょっとのことでは怒らないというか、寛大というか。
そういえば、前職時代では、些細なことでもすぐに怒る人がいました。
気づいたら、自分もすぐにイライラする人間に。
でも、海外にいると、
・炎天下でタクシーを捕まらずに汗だくで歩くことになっても、
・トゥクトゥクに乗って道を案内することになっても、
・水を大量に掛けられても、
「まぁ、いいっか」と許せることができます。
つまり、近くにいる人の性格や環境に自分も伝染するんだな〜と感じました。
カフェでめっちゃ真剣に勉強している高校生や大学生の近くにいると、自分も集中できるように。
だから、「誰と一緒にいるか」というのは大切だな〜と感じました。
「最も一緒に過ごす時間の長い5人の友達の平均になる」
この言葉はアメリカの起業家で、31歳で億万長者となったジム・ローンという人が残した言葉です。
話し方、言葉使い、しぐさ、時間感覚、趣味、思考、年収などは、周りの人の影響を大きく受けるという意味だそうです。

これって、部活でも同じで、
・全国優勝を目指しているチームに入るか
・地方大会1回戦を勝つことを目指しているチームに入るか
で成長も全然変わってきます。
だから、自分の目標を叶えたいなら、応援してくれる人や自分の理想にしている人の近くにいることが必要なんだなーと感じました。
その点、会社員で無理やり変な上司の下に付くことがなく、フリーランスとして自由に人間関係を選べる今の環境って貴重だな〜と思いました。
だから、外国人と接している僕は、大量の水を掛けられて服がビチョ濡れになっても、「かまへん、かまへん」と寛大な気持ちになったのかなー、と。

バンコクの夜の街は、音楽が大量に流れていてギラギラしていました。
「すげ〜」と道を歩いていると、突然、前から抱きつかれて僕のアソコをギュ~と握ってきました。
「めっちゃいて!」と、抱きつく力もアソコを握る力も強く、
ついでに大量の水を掛けられ、顔に白い粉みたいなものを塗られまくって、何もかも強烈。
5人ぐらいに囲まれて「Are you gay?」(あなたはゲイですか?)と聞かれて、
「NO!NO!」と言いながら、なんとかその場を逃げることができました。
タイ。強烈です。
スポーツバーを何件か回って、帰りはまたバイクに乗ってホテルへ。
髪や服は、水を掛けられてビチョ濡れに。
顔は、白い粉みたいなものを付けられてなかなか取れない。
スポーツバーでは、お酒を何杯も飲まされて酔っぱい。
もうめちゃくちゃである。
しかし、夜風を感じながら乗るバイクは最高に気持ちがいい。
思い返すと、僕はいつも誰かの後ろに付いていく人間でした。
自分で物事を決められないんですね。
でも、いまでは、英語もまったく理解できないし話せないのに、1人で目的地を決めて海外を回っている。
前職時代では、8年間勤務をしていましたが、6年は怒られ続けるほど何もできない人間でした。
上司からはポンコツ人間というレッテルを貼られて、後輩からも馬鹿にされていました。
それがいまでは、個人の力でお金を稼ぐことができて、組織やコミュニティに属さずに、利益で月100万円を稼ぐことができました。

勉強が嫌いな人間で、本なんて1冊も読まなかったのに、今では時間が空くと自然と本を開いている。
話すことが苦手だし、緊張しがちで人前に出るのさえ怖かった人間が、セミナーを開催して1時間も話すことができた。
文章を書くことが苦手で、1日で800文字も書けない人間だったのに、3時間で8,700文字を書いている。(ここまで8,700文字)
人間は、本気で変わろうと思えば、いつでも変わることができるんだな〜、と感じました。
知人で、主婦の人が「会社を辞めたい」と言っていたので、少しアドバイスをしたら1ヶ月で動画編集の案件を獲得していた。
友人で、人生を変えたいと「お金を払うからビジネスを教えてほしい」と言ってきた。
この行動力の早さやプライドを捨てて頭を下げる姿を見ると、「俺も負けてやれん!」とモチベーションが上がります。
僕は、もっともっと人生を楽しみたいですし、もっともっと上の世界を知りたいです。
色んな世界を感じたいし、色んな景色をみたい。
僕の欲求が果てしないです。
前職時代では、
・手取りで30万以上
・休みも自由に取れる
といったホワイトな感じでしたが、仕事が空港内をただ歩くだけでした。
たしかに楽で、最初は「めっちゃいいじゃん」と感じていましたが、飽きるんですよね。
「俺何やってんだろ、、、」と心の中がずっとモヤモヤしていました。
それよりも、信頼できる仲間と難しい事件に立ち向かっていた頃のほうが、数倍楽しかったです。
だから、これからも新しい挑戦をバンバンしていきたい。
インドで出会った日本人夫婦は、タイのパイ島というところで、飲食店をオープンされる予定と言っていました。

たまたま訪れたこの島がめっちゃ良くてすぐに惚れた。とのこと。
その1週間後には、店をオープンさせるための手続きを始めたらしいです。
この人たちは、人生には限りがあるから、やりたいことはどんどんやっていると言っていました。
人生を楽しんでるなーと感じます。
僕の周りには、そういう人たちが驚くほど多いです。
・冬の期間だけ稼いで、その他は趣味のサーフィンを世界中を周りながら暮らしている人
・アメリカの大学を休学して、日本に戻って起業している人
・文章一本で、億単位で稼いでいる人
こういう人たちを見ていると、やろうと思えば自分の力でどうにかできると感じました。
実際、海外も自分が行きたいところを1人でグルグル回っていると、「あれ?意外と回れるな?」と自信が付いてきました。
ゲームみたいな感覚でどんどんクリアをしていくと、「何でもできそう!」と自信がついてきます。
自信を付けるには、こういう小さな成功体験を重ねることが重要だと感じます。
本当に、何でも良いと思います。
・朝6時に起きて、10分だけ勉強してみる
・今日はランニングをしてみる
・この作業が終わるまで帰らない
と自分と約束して、それを達成させる。
すると、「なんだ、俺ってやればできるんじゃん」と感じます。

こんなことをバイクに乗って夜風に当たりながら、今回の旅を振り返っていました。
ホテルに着いて、シャワーを浴びて、ホテルで購入したビールを1杯飲んだら、すぐに睡魔が襲って、気づいたら朝に。
少し二日酔いになりながら、何とか空港に向かい先輩経営者と合流。
「お!無事で安心したよ!お前本当にノロマだからな〜アッハッハ。」と言われて、そのとおりである。
本当に、無事に終わってよかった。
・5年間使い続けた愛着のあるスマホが無くなったこと
・ゲイからめっちゃ抱きつかれたこと
以外は、大きなトラブルもなく終わることができました。
「人間やろうと思えば、何でもできる」と。
1週間も海外にいて、色んなことを学べました。
1週間って、こんなに長かったっけ?と感じるほど濃い時間だった。
そういえば、公務員を辞めてから濃い時間が多い。
去年の1年間もいままでの中で1番濃い年でした。
昨日のことが遠い過去のように感じるほどです。
これからも、そういう濃い時間を過ごしていきたいな〜と思います。
一生忘れない貴重な経験になった東南アジア旅でした。

そして、今は、東京→仙台→静岡と日本でも移動しています。
ここまで、1万文字の文章に付き合っていただきありがとうございました!
では。
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