2024年8月10日に
”サバゲー(遊び) × 文章(ビジネス)”
という、イベントに男女合わせて9名も
参加者が来てくれました。

ほとんど20代の方で、
僕が、このセミナーで伝えたかったことは、
文章を通して
”生き様”
でした。
セミナーが決まってから、
リサーチのためにすぐに山形に帰り、
たくさんの20代の人から話を聞きに行きました。
だから、お金の稼ぎ方や文章の技術などは 、
このセミナーでは一切伝えていません。
たぶん、それを求めていないと思ったからです。
それよりも、
「どう生きるか」
が本音の部分と思いました。
僕の好きな言葉で
「人生に唯一の正解はない」
という言葉があります。
人それぞれで、
心が満たされるゴールが違います。
ただ、そのゴールに行く
「手段」
は完全ではありませんが、
ある程度の法則があると思っています。
僕自身がそうだったからです。
セミナーでは、文章(ストーリー)を軸に、
「千と千尋の神隠し」
を題材として、
・神話の法則や人生の法則
・障壁のタイミング
・人との出会い
・伝授
などの抽象度の高い情報を
なるべく具体に落とながら伝えていきました。
その中で、「千」と「カオナシ」の
シーンがあります。

カオナシ:「これ食うか、うまいぞ?」「金を出そうか?」「何が欲しいんだ?言ってごらん。」
千:「私が欲しいものは、あなたには絶対に出せない」
という会話があります。
カオナシは、色んなものを強制的に奪って、
犠牲にしてまで、
“99%のモノ”
は手に入りましたが、
一番欲しかった「千の愛情」だけは
手に入りませんでした。
つまり、
本当に大切な1%の
「愛」(信頼できる仲間・人間関係)
だけは、手に入らなかったんです。
だから、
「本当に大切なものって、実は1%しかない」
ということを、このセミナーでは
自分に対しても伝えました。
セミナーを通して、参加者も自分も、
パラダイムがシフトできればと思い。
一瞬一瞬に魂を込めて、全力で。
このセミナーをするにあたって、
山形県にいる知り合いの経営者に
何人か相談しました。
「山形でビジネスの話は、個人では受け入れられない」
「サバゲーとビジネスは相性が悪い」
「山形県民の特性的に無理」
「影響力もないのに、人を集めることはできない」
と言われました。
でも、僕の中では、成功できる未来が
”何となく”
見えてました。
だから、そんな声を無視して
挑むことにしたのです。
当然ながら、そんなに甘くなく、
やはり少し心が折れそうになり、
諦めようとした時に、
必死に協力してくれる仲間たちが
いることに気づきました。
その中には、高校からの同級生で
9年間の友人もいます。
”この人たちのために絶対にやり遂げる”
そんな色んな方々の想いも乗せて、
全身全霊で挑みました。
だから、僕一人では絶対に無理でした。
終わった後は、
「面白かった!!」
と いう声が多くて、
「やってよかった」
と心から感じています。
この瞬間、僕はパラダイムが
シフトしたのです。
今までの価値観が反転した瞬間。
より抽象度の高い世界へと。
だから、僕は、このセミナーをやって、
お金以上に大事なモノを得たと思っています。
セミナーが終わってからも、
まだまだ仕事が溜まっていたので、
作業をしていたら、
「今日、お疲れ様でしたー!!!」
と、19歳の大学生が
お好み焼きを作ってくれました。

この人は、僕には持っていない魅力があります。
まだまだ学ぶことだらけだなと。
そして、これからもこんな関係性を大事にしたい。
本当に大事な1%のために。
